自由診療と保険診療の違い


その人に合った治療手順

最良の材料選びができる。



自由診療とは?


簡単に言えば

保険診療・・・対症療法

自由診療・・・原因療法

なぜ、このような状態になってしまったのか??

原因を追求し、お一人お一人に合った理想的な治療や予防を目指したものです。


Q.考えてみてください。

日本は先進国なのに、なぜ世界有数の虫歯大国なのでしょうか??

 


理由

①定期検診に行かない

(痛くならないと行かない)

日本の虫歯罹患率世界23位。

もっとも虫歯の少ないスウェーデンでは定期検診の受診率が高い。(成人80%子供100%)

 

②治療精度の悪さ

"歯は5回治療して、6回目の治療で抜歯となる"

という厚生労働省の統計があります。 つまり、1つの歯の治療は5回までにしないと、その歯の行く末は抜歯になってしまう可能性が高まるという事です。

1回目 小さい虫歯を詰める

2回目 その周りが虫歯になって銀歯を入れる

3回目 銀歯が外れてもう少し大きな銀歯にやりなおす

4回目 そこがしみてきたので神経をとって大きな銀歯を入れる

5回目 歯根が感染して再治療となり、銀歯をかぶせる

6回目 歯根が割れ、感染をおこし、治療不可能となり抜歯・・・。


5年おきに治療をしたとしても、
治療をし始めてから約30年後に抜歯となってしまいます。

保険治療でも自費治療でも再治療のない治療はありません。

しかし、治療回数を減らす事で再治療を先延ばしにする事が出来ます。

 それには、1回1回の治療の精度を上げることが重要です。

 

 保険治療は全国どこの歯科医院でも同じ治療が受けられる様に国で定められています。

そのため使う材料や方法が指定されていますので、出来上がるかぶせ物・つめ物の仕上がり・精密度には限界があります。

当院での自由診療は可能な限り精度を高めるために、 歯の削り方や器具・型をとる材料や方法・歯を作る歯科技工士・接着剤まで全てを厳選していますので、必然的に1つの歯の精密さや精度が非常に高まります。

 

結果的にその歯がまた治療になってしまう可能性が低くなるので、かぶせ物・つめ物の寿命が長くなり、 1つの歯を頻繁に治療しなくて済む可能性が高くなります。


保険金属は下図の様々な重金属が使われており、ドイツやスウェーデンなど諸外国では、使用しないよう警告されているものも含まれています。

体によくないという評価もありますが、戦後から日本ではそのまま使用が認められている状況です。

保険診療 金属の成分分量

12%

パラジウム

20%

49.2%

16.7%

その他イリジウム・亜鉛・インジウム


③短時間の治療になりがち

保険制度では時間に対する評価がなく、治療費が安価なため短時間で多くの患者さんをこなさないと大赤字になる仕組みになっています。そのため、短時間で治療を行わざるを得ないので、丁寧な説明や精密で確実な治療を望んでも、現実的に難しいことが多いのです。

 将来、再治療が必要となるケースが増えやすい

使う材料や短時間での治療の弊害で、2次虫歯などで再治療が必要となる可能性が多くなります。「通常同じ歯を5回再治療すれば、歯の傷は大きくなり、その歯は抜かなくてはならなくなるといわれています安くてその場はしのげたとしても、数年後にまた再治療が必要となり、それを繰り返すうちに歯を失ってしまうケースが多いといわれています。


自由診療のメリット


①歯牙の状態に適した材料を選択でき、最善の方法で治療法を受けられる。

材料の使用に制限がないので、オールセラミックやジルコニアなど、機能的・審美的にも良い材料を使用することができます。

また、最先端の歯周病治療やインプラント、矯正治療など、その人のケースに合った最善の治療方法を選ぶことができます。

再治療の必要が少なくなるような、丁寧で確実な治療を受けられる。

通常の虫歯や歯周病治療において、時間をかけて丁寧な治療を受けることができます。

虫歯の部分を綿密にチェックしながら削る、精密な型取りをするなど、より確実で、再治療の必要がなく、歯を長く持たせるような治療を受けることができます。

 

予防に力を入れられる

自由診療なら、健康的な歯を長く持たせるような予防診療を受けることができます。

最も大切なのは、歯をいかに削って治療をするかということではなく、始めから虫歯や歯周病にならないようにすることです。そのための努力を一緒にしてくれるような歯科医院を選ぶことが重要であり、自由診療ならそのような医院を見つけることができます。

 


自由診療のデメリット


費用がかかる

自由診療の最大のデメリットは治療費が高額である事です。

とはいっても、日本の自由診療の相場をみると、アメリカなど諸外国の自由診療費用よりかなり安いことが多いです。日本は安い保険制度があるので、それと比べるとどうしても「高い」という意識を感じてしまいます。

 

②歯科医院によって治療内容や費用に差がある

自由診療といっても、歯科医院によって治療内容や技術、知識、費用などに違いがあります。同じ治療法だからといって全て同じ水準が保たれているわけではありません。導入設備も違いますし、ドクターの考え方や説明の仕方にも差があります。だからこそ、自分にとって良い歯科医院に出会えるように、しっかりとした歯医者選びが必要なのです。

自由診療は内容で選択してください


一口に自由診療と言っても、それぞれの歯科医院で扱う材料・技術・金額はまちまちです。

ただ“物”を購入するのとは大きく違います

 

同じ材料・治療法だからといって、全て同じ基準が保たれているわけではありません。

導入設備・器材・材料も違いますし、ドクターの考え方や技術にも差があります。

金額だけで判断するのではなく、治療内容で選択することをおすすめします。

当院では一本の歯を出来るだけ長持ちさせるために、個人に合った最良の材料を選択し、一手間をかけた丁寧な治療を行っております。

 

 より質の高い治療を行ない、歯を生涯に渡って良好に保ち機能させることが、長い目で見れば無駄のない方法ではないかと考えております。


☎ 098−858−2635